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医院名:芦花公園マルタン歯科
住所:〒157-0062
東京都世田谷区南烏山2-33-11-1F
診療時間:
月-土   9:30-13:00 14:30-19:00
日(隔週)   9:30-14:30
休診日 : 祝
TEL : 03-6909-1767

入れ歯治療

入れ歯(義歯)治療とは?

入れ歯治とは、何らかの原因によって抜けた歯の部分に、取り外し可能な人工的な歯を使って補う治療法です。

入れ歯治療では、、固定する歯がなくなってしまった場合に行う「総入れ歯」と、残った歯を固定してこれまで通りの生活を送れるようにする「部分入れ歯」があります。

歯を失うと、噛むという行為が難しくなり、固形物が食べづらくなったり、発音に影響を与えたりするなどの日常生活に影響が出てしまいます。そのため、入れ歯をすることでこれまで通りの生活を送ることができ、QOLを維持することができます。

総入れ歯と部分入れ歯

総入れ歯と部分入れ歯の違いを説明します。

全ての歯を失った場合に行う「総入れ歯」

総入れ歯は、上下どちらかあるいは両方の歯がすべて失われた場合に使用する入れ歯です。

フックでほかの歯にかけることができないため、専用の接着剤を使用して歯茎にくっつけます。着脱可能なことから、使用しないときには取り外して保管することができます。

一部の歯を失った場合に行う「部分入れ歯」

部分入れ歯は、一部の歯を失った際に使用する入れ歯です。

残っている歯にフックをかけて人工の歯を装着して固定します。部分入れ歯も取り外しができるため、使用しないときは洗浄して清潔に保つことが可能です。

入れ歯の保険診療と自費診療

入れ歯治療は保険適用となる場合と、自費診療になる場合とがあります。

保険診療の場合、入れ歯の素材が限られており歯と歯肉はプラスチック素材のレジンで製作します。レジンは製作や修理がしやすい一方で、長期間使用による劣化や変色が目立ちます。そのため、一定期間が経てば新しい入れ歯を作る必要があります。

自費診療の場合、費用は患者負担となり費用が高くなる分、入れ歯の素材を選ぶことができます。金属床の入れ歯はレジンに比べて薄く製作できるため、装着時の違和感が軽減されるというメリットがあります。

保険診療・自由診療どちらの入れ歯も、製作してすぐは装着時の違和感があるため、何度か調整が必要です。お手入れの仕方や素材の選び方、費用感などご不明点がありましたら、お気軽にご相談ください。

当院で取り扱っている入れ歯の種類

当院ではさまざまな素材の入れ歯を取り扱っております。

レジン床義歯

レジンは歯と歯肉(床)の部分がプラスチックでできている入れ歯です。保険診療のため、費用を抑えて入れ歯が作れるほか、総入れ歯と部分入れ歯両方に対応しています。

一方で、プラスチック素材であるため、歯肉に触れる床の部分や歯との接合部分で違和感が出ることがあります。

金属床(コバルト)義歯

コバルト義歯は、床部分がコバルトクロムと呼ばれる金属でできている入れ歯です。

総入れ歯と部分入れ歯の両方に対応しており、レジンに比べて装着している間の違和感を覚えにくいのが特徴です。ただし、レジンに比べて費用が高くなる傾向にあります。

金属床(チタン)義歯

チタン義歯は、床部分がチタンという軽い金属でできている入れ歯です。

総入れ歯と部分入れ歯の両方に対応しており、熱伝導率が良いため飲食時の食感や温度を感じやすいでしょう。また、金属アレルギーが出にくいため、金属の使用に抵抗がある人にも向いています。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは金属製のバネが入っていない入れ歯です、部分入れ歯に向いています。※

入れ歯であることに気づかれにくいため、見た目を気にされる人に向いています。

※症例によっては一部金属を使用する場合があります。

当院の入れ歯治療の特徴

当院の入れ歯治療の特徴を紹介します。

信頼できる歯科技工所を厳選

当院では、信頼できる歯科技工所も厳選しています。入れ歯は、歯科医師の指示を受けて、歯科技工士が製作しています。そのため、歯科医師だけが優れた知識や技術を持っていても入れ歯を作ることはできません。

さらに、患者様一人ひとりに合った入れ歯を作るためには、歯科技工士の適切な配置も大切です。入れ歯などを作っている歯科技工士にも得意分野があり、銀歯などの詰め物の製作が得意な人もいれば、入れ歯を作るのが得意な人もいます。そのため、歯科技工士の適性に応じた配置が大切なのです。

そこで当院では、歯科技工士の得意分野を把握した上で、医師の指示を忠実に再現した製作を行える歯科技工所に依頼しています。より患者様に納得していただけるように、入れ歯製作にも力を入れてまいります。

患者さま一人ひとりのニーズに合わせた入れ歯治療

これまでご説明しているように、入れ歯は使用する素材によって保険診療と自費診療とに分かれます。

保険診療の場合、入れ歯に使用できる素材や治療法が限られるため、患者様の要望を可能な限り取り入れてはおりますが、すべての希望に沿えるわけではないのが現状です。

対して自費診療では、保険診療に比べて費用が高くなる分、素材や治療法の選択肢が多く、患者様のご要望に沿った治療のご提供が可能です。

当院では、患者様のご要望にできる限り寄り添いながら、保険診療と自費診療のメリット・デメリットを説明しながら、患者様一人ひとりに合った入れ歯の製作と治療を行ってまいります。不安な点がありましたらいつでもスタッフにご相談ください。

当院の入れ歯治療の流れ

当院での入れ歯治療の流れを説明します。

1.診査・診断(レントゲン診断や口腔内写真、型取りなどの診断)

お口の中の状態は、患者様一人ひとり異なるため、問診をしてお口の状態を確認していきます。そして、入れ歯の製作に必要になるレントゲン撮影や口腔内の写真を撮り、型取りに必要な診察を行います。

特にお口の型取りは、建築家で言うところの家を建てる際に必要な図面のような役割です。お口の中の状況は経年的に変化するため、これまでに入れ歯を作ったことがあるというばあでも必ず行います。今までお使いの入れ歯がありましたら一緒にお持ちください。

2.治療のプランニング

治療を行う上で、どのように進めていくかプランニングすることも歯科治療をする上ではとても大切です。

製作する入れ歯の形だけでなく、残存している歯の状況、歯肉の状態、そのほかの問題点をリストアップして歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士、患者様で共有します。これらの情報を元にして、治療の計画を立てていきます。

3.口腔内の前処置と現状の応急処置

入れ歯治療を希望する場合、すぐに入れ歯の製作に入るのではなく、現在のお口の中の状態を確認して環境を整えたのちに、入れ歯治療に入ります。

虫歯や歯周病などがあれば、まずはその治療を行ったり、今使用している入れ歯に不具合があれば、新しい入れ歯ができるまでの応急処置をして、使いやすいように整えたりします。

前処置の回数は患者様によって異なるため、一回の調整で終わる方もいらっしゃれば、複数回通院をお願いする場合もあります。

4.新しい入れ歯の型取り、噛み合わせの記録

失った歯の本数により、新しい入れ歯ができるまでにかかる時間も変わります。つまり、通院いただく回数は患者様によって異なるということです。

歯が一本ない場合と、総入れ歯の場合では調整の頻度も異なります。型取りや噛み合わせなどのステップを踏むため、数回のご来院をお願いしております。

5.新しい入れ歯の完成

新しい入れ歯が完成したあとも、ご来院をお願いしています。新しい入れ歯の使用に伴う不具合や心配事などがありましたら、お気軽にご相談ください。

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